小1不登校 小学校低学年の学校以外の居場所の選択肢とは
不登校初期~中期の家での過ごし方
こんにちは、ゆーきです。
夏休み明けから本格的に不登校になった小1息子がいます。
冬になってしまいましたが、息子の不登校は継続しております。
こうなると毎日の過ごし方も気になります。
最初の1カ月は自堕落的にSwitchゲーム中心の毎日で、プリント学習も全く進まない状態でした。
今はNIJINアカデミーで学んだビスケットというプログラミングアプリにはまっています。
お絵描き大好きな息子に合っていたようで、無我夢中でいくつもの作品をつくっています。
自転車練習のため自ら外へ出るようになり、初期よりは生活が改善し、アクティブになってきているように感じます。
学習は、学校教材のドリルやちびむすドリル、市販のドリルを中心にマイペースに進めています。
次のステップへの準備
これから次のステップへ進むためにも、家庭以外の居場所となりうる場所をサーチしました。
私としては必ずしも息子のゴールを学校復帰とは考えてなく、これからの息子の人生、前向きにあらゆる可能性、選択肢を秘めていると思っています。
これから小学校低学年の不登校の居場所の選択肢をご紹介します。
小学校低学年の不登校の居場所の選択肢
校内フリースクール
校内フリースクールは、学校内に設置された、落ち着いた空間の中で自分に合ったペースで学習・生活できるスペースです。
設置は、不登校の児童生徒に対する支援の一環として、国や地方自治体によって推進されています。
残念ながら息子が通っている小学校にはありません。
そもそも息子のような学校に足が向かない子は校内フリースクールですら通うのは難しい。
校内フリースクールの設置計画
文部科学省が公表した「COCOLOプラン」によれば、不登校の児童生徒すべての学びの場を確保し、『学びたい』と思った時に学べる環境を整えることが目指されています。
その一環として、校内フリースクールの設置が進められています。
具体的には、つくば市では2023年度に新設校も含め市内の中学校16校に新たにつくり、中学校全校に校内フリースクールを設置する予定です。
小学校についても、2023年度は空き教室の活用が可能な6校に設置し、2024年度は全校に設置する案が示されています。
校内フリースクールの役割と期待
校内フリースクールは、不登校の児童生徒が自分自身を理解し、自己肯定感を持つことを助け、学校とのつながりを保つための重要な役割を果たします。
学校内にフリースクールを設置することで、学校との連携が強化され、学校への復帰をスムーズに進めることが期待されています。
フリースクール
フリースクールはNPOや企業など民間で運営されている団体で、その規模や活動内容は多種多様で、民間の自主性・主体性の下に設置・運営されています。
文部科学省の調査によると、全国には474のフリースクールが存在し、少なくとも4196人の小中学生が通っています。
施設を探すにあたっては、以下のまとめ検索サイトが便利です。
全国のフリースクール情報が一覧になって確認できるので大変ありがたいです。
我が家は家からの距離を重要視したため、地域まとめサイトのマップで絞りました。
フリースクールは、バスや電車を乗り継いでいかなければならないので、小学校低学年にはなかなかハードルが高いです。
そもそも、小学校低学年に限らず、フリースクールに通う不登校の子供たちの割合は、全体の不登校児童生徒数に対して比較的少ないです。
文部科学省の調査によると、不登校児童生徒のうちわずか3.7%がフリースクールを含む民間施設を利用しています。別の調査では、不登校の小中学生14万4031人のうち、フリースクールを利用したのはたったの3,167人、わずか2.2%でした。
オンラインフリースクール
通学フリースクールよりは、ハードルが低いものとしてオンラインフリースクールがあります。
オンラインフリースクールは、自宅から参加できるので、通学する手間や不安がありません。
小学校低学年の子どもは、保護者から離れるのが難しい場合もあります。
オンラインフリースクールなら、保護者のそばで安心して過ごすことができます。
・費用が通学フリースクールより割安
・出席扱いになる可能性がある
・自分のペースで勉強できる
・子どもの様子がわかる
・対面でのコミュニケーションではないため、相手の気持ちを読み取るのが難しい
・パソコン操作が難しいため、保護者が付きっきりになる必要がある
・ネットリテラシー教育が必要
ただし残念ながら、小学校1年生でも受け入れてくれるオンラインフリースクールほとんどありません。
それでも諦めずに探し求めたところ、ステキなオンラインフリースクールが見つかりました。
元学校の先生が立ち上げたオンラインフリースクールです。
厳格で学校復帰を意識した内容だったらと恐る恐る参加。
そんな先入観が申し訳なくなるぐらい、ありのままを受け入れてくれる雰囲気でわたしが気に入りました。
NIJINアカデミーの体験入学に参加しましたが、代表の熱量が高く、魅力あふれるスクールでした。
中でも私がバーチャル校舎に興味を持ちましたが、人見知りの息子は画面から逃げてしまい、マウス操作が出来ないため、私が代理操作をしたところ関心が薄れ、離脱してしまいました。
学ぶのは息子なんだけど…
母親のわたしが通いたくなってしまったぐらい居心地が良かったのです。
2年生になっても不登校だったら再トライしてみたいなぁ。
タイピング練習とマウス操作がんばってくれーーー。
興味のある習い事
サッカーへの関心が高く、ボール相手を要求されますが、家の近くで伸び伸びと遊べる場所がなく。
それなら習い事としてやってみればいいじゃないと親は考えてますが。
息子がやる気になるかどうか。
タイミングをみて今後見学に行ってみて、もし本人が気に入る相性の良いスクールが見つかったら入りたいです。
放課後等デイサービス
息子は民間施設で発達検査を受けたのみで、クリニック受診はしていないため発達障がいの診断は出ておりません。
どうやらこの状態でも放課後等デイサービスを利用できる可能性があるようで、気になる施設にいくつか問い合わせをしてみました。
一か所回答をもらい、現在空きはないが同建物内で増設の予定があり、ひとまず12月に見学予定です。
新設の民間学童
たまたま自宅周辺の放課後デイサービスをGoogleマップで検索したところ、新しく開設する民間学童を見つけました。
家の近く(とはいえ、バス5分)で、期待度が高く、早速見学しました。
新築の建物内で豊富な習い事(お勉強系)が経験出来るのが売りのようで、熱烈にアピールを受けました。
残念ながら我が家が求めているのはそこではなく、何より費用が高額のため申し込みは見送りました。
手作り遊具や裏山が売りの施設でした。
小学生になると遊具で遊ぶというよりは…
サッカーやドッヂボール遊びが出来ること。
ソーシャルスキルを身に付けることを重視してました。
となると放課後キッズクラブ(学校併設の学童)?
横浜市の放課後キッズクラブは利用料金が格安なのでとにかく参加人数が多い。
そのため活動場所や内容に制限があって、保育園のようにのびのびと過ごせる環境ではなく、管理される環境が実態で…。
残念ながら拒否するようになって辞めてしまった子もいます。
それ以外 街のとまり木(多様な学びプロジェクト)
「街のとまり木」は、学校で学ぶ子、学校以外で学ぶ子、おうちで過ごす子、さまざまな子どもたちが「知りたい!」を選択できる新しい街づくりを目指しています。
おうち以外で気軽に立ち寄れる場所づくりを進め、全国に広がっています。
子ども向けオンライン授業や保護者。
運営者向けにゲストを迎えた対談、オンラインコミュニティなども開催しているようです。
「とまり木」という表現がステキだし、Webサイトの雰囲気がすごく良くってWebサイトを見ただけで気持ちがぱぁーーっと明るくなりました!!
(Webデザイン勉強中なのでそっち方面の感想が出てしまいました。)
まとめ 居場所は頑張ってつくるものではない
色々と選択肢を挙げましたが、子どもの様子、タイミングを見て居場所を見つけていきたいです。
まずは自宅を安心して過ごせる居場所にすることが何よりも大切です。
そのためには、子どもの今の状況を認め「信じて黙って待つ」ことを第一に心がけたいです。
外で傷ついても、帰ってきて受け入れてもらえる場所があるということは、どんな子どもにとっても一番大切なことなので、そのことを忘れずにこれからの毎日を積み重ねていきます。