小1不登校息子、教育相談を受けた結果、特別支援学級の判定が出ました
教育相談の準備と緊張
2カ月半の待ちの末、横浜市特別支援教育総合センター(特総センター)で教育相談を受けてきました。
当日は待ち望んでいたような気持ちと、行政相談にあまり期待していなかったための不安が入り混じっていました。
案ずるより産むがやすしで、担当の相談員さんが大変穏やかな方だったので、安心して面談をすることができました。
① 子どもと相談員との面談
➁ 母親と相談員との面談(子どもは別室で待機)
教育相談当日
1. 息子と相談員との面談
・簡単な間違い探し
・立体図形の模写
・すきなのどっち?(絵カード)を用いたやり取り
事前に提出したWISC検査もしくは就学相談ではないためか…
よくわかりませんが子どもの面談は大変短く、約30分で終わりました。
就学前検診の反省があって、今回は事前にしっかり説明して面談に臨みました。
息子は警戒心が強いため表情は硬く、上記のアイスブレイク的なやり取りやゲームの話題で相談員さんに徐々に心を開き、たくさん話すことができたようです。
2.母親と相談員との面談 息子の課題と個別支援学級判定通知
息子には主に2つの課題があり、それを克服するために個別支援学級の判定が出ました。
学校の環境やルールを丁寧に個別で学んで、ステップを踏んで自信をつけ、最終的には一般学級に戻っていくことが望ましいというアドバイスを頂きました。
①人間関係の構築
➁見通しが立たないと不安になる
低学年不登校児の第三の居場所は
就学相談だったら判定で終わる話ですが、今回は低学年不登校児の居場所(学校以外の学びの場)についての相談希望もしており、そのことについても親身に相談に乗ってもらいました。
居場所となりうる場所として、まずはハートフルスペースを教えてもらいました。
存在はもともと知っており、初めは学校復帰を意識した場所かと思っていましたが、不登校の子どもたちが社会的に自立することを目指した支援施設のようで相談員さんの説明で先入観を捨て、見学してみようかなと思えました。
他に放課後デイサービスに見学予定の旨を伝えると、少し怪訝な顔をされてしまいました。
横浜市では、不登校やHSC、発達障がい傾向があるだけでは受給者証をもらって利用するのは難しいのでしょうか。
不登校の相談先
担任の先生を信頼していないわけではなく、ただでさえ教員不足で大変な先生に負担をかけたくない。
今後は行政に直接相談しようとも思っているが、また一から息子の状況を話すことが辛く、出向く勇気が出ないことも伝えました。
不登校に特化した支援員について教えてもらいました。
スクールソーシャルワーカ(SSW)
スクールソーシャルワーカー(以下SSW)は教育の分野に加え、社会福祉に関する専門的な知識や技術を有する者で、問題を抱えた児童・生徒に対し、当該児童・生徒が置かれた環境への働きかけや、関係機関等とのネットワークの構築など、多様な支援方法を用いて課題解決への対応を図っていく人材です。
SSWが気になっていてお願いしてみたいけど、その方々がどこにいてどうやって依頼をすればよいのかよくわからないのよね。
帰宅後、早速SSWについて調べてみました。
SSWへの相談については、各学校の校長を通して、市町村立学校は当該の教育委員
スクールソーシャルワーカー活用ガイドライン 神奈川県教育委員会教育局支援教育部子ども教育支援課 平成23年3月より
会に、県立学校は県教育局子ども教育支援課に依頼します。
横浜市の小学校で利用するとなると校長を通して依頼…。
私にはなかなかハードルが高く感じました。
児童支援専任教諭 ※全国一律配置ではない
いじめ、校内暴力、不登校などの小学校でのトラブルに対し、専門的に対応する教諭のこと。
横浜市が2010年に独自に作った制度で、担任教師が問題を抱えこんでしまわないように、授業中の教室や校内を巡回して、第三者的に問題を発見、担任教諭へ助言をしたり、スクールカウンセラーとの連携を果たす役割を担う。
児童支援専任教諭は、子どもへの対応、学校側の危機管理、保護者に対する傾聴などの事前訓練を受け、授業の担当コマ数を抑えて活動する。
※小学校では「特別支援教育コーディネーター」を兼務。
どうやら仙台市でも同様の制度があるようね。
これからどんどん広まっていくのかしら。
児童支援専任教諭とは、横浜市独自のシステムで各学校に配置されています。
以前に担任と同席で相談に乗ってくれたのが、児童支援専任教諭でした。
個別支援学級の質問について具体的に相談に乗っていただいたので、てっきり個別支援学級のトップの方だと思ってたわ。
幸運なことに、2日後に個人面談があり、そこで児童支援専任教諭を通して個別支援学級を見学する話が持ち上がりました。
次回は個人面談について詳細を投稿します。