夏休み明け、HSC気質の小1息子が不登校になった話(半月経過)
不登校の定義と現状
夏休み明け、息子は1日だけ学校に登校しましたが、それ以降は登校を拒む日々が続いています。
久々に背負ったランドセルの締め付け感も気に入らなかったようで、ランドセルを投げ出して逃げていきました。
肩パットを買ってみたけど、時すでに遅し。
久々に履いてみたら靴下もサイズアウトしてたし。
新学期準備が万全ではなかったのは大反省。
みなさまも気を付けて!!!
不登校の定義は年間30日以上の欠席日数があることのようです。
1学期も休んだ日が5日以上あったため、もはや不登校と言える状態になっています。
これまでの息子の状況、HSC(繊細さん)から不登校になる覚悟はしていましたが、それでもショックでした。
行き渋りは6月の水泳の授業がきっかけでした。
新学期は水泳の授業はないので、リセットされると考えておりましたが…
そんなに甘くなかったです。
担任との連携:学校とのコミュニケーションの取り方がわからない
幸い、息子の担任の先生は息子の気質については理解してくれていて、1学期の行き渋り時期から頻繁に電話でサポートしてもらっていました。
朝に何とか起こしても寝室に戻っていき、引きこもる状態…
とても引っ張り出して外へ連れていけませんでした。
最近は、先生からの「お家ではどのように過ごしていますか。」という問いかけに応えることですら苦しく、そんな自分に嫌気がさします。
スクールカウンセラーも親身になって話を聞いてくれましたが、相談すら疲れてしまい、2回で利用は終わってしまってます。
・ロイロノートでの出欠連絡、メッセージのやり取り
・週末に先生との電話での状況報告
・スクールカウンセラーとの面談
・個別支援学級の見学・説明
再登校できるように息子に働きかける日々。
学校に行けない様々な要因が見えてきて、果たして、学校に通うことが必ずしも息子にとっての最適な学び場なのか、疑問がわきます。
果たして息子にとって学校復帰がゴールなのか
教員不足が社会的な問題として取り上げられているように、保護者、生徒、そして先生たちも心身ともに疲弊しながら学校生活を送る現実について、悩みます。
時代の変化とともに不登校に対するとらえ方も変わってきているようです。
不登校は法律違反ではない 子どもの個別最適な学びを保障する「教育機会確保法」とは
不登校について調べると不登校ビジネスが目についてね。
広告にひかれて内容見てみたけど、「不登校を解決する」
というキーワードに違和感が…なんでだろう。
そりゃそうよ、実は不登校についての法律があるのよ。
教育機会確保法って知ってる?
不登校は法律違反ではないし、子どもにとって学ぶことは
「義務」ではなく「権利」なのよ。
不登校などさまざまな理由で十分な義務教育を受けられなかった子どもたちのために、教育機会を確保するための法律。
学校以外の場での多様で適切な学習活動の重要性に鑑み、個々の休養の必要性を踏まえ、不登校児童生徒に対する情報の提供等支援に必要な措置を国や自治体が講ずるように求めている。
完全不登校になって一番最初に読んだ本です。
「教育機会確保法」の説明もあり、大変勉強になりました。
今後の計画:発達(WISC)検査とフリースクール等の情報収集
フリースクール、オルタナティブスクール、オンラインコミュニティ、オンライン学習ツールなど、学校や家庭以外の「第三の居場所(サードプレイス)」という選択肢が増えています。
しかし、教育内容も料金も特に基準が定められているわけではないので子ども自身に合ったスクールを見つけるのは容易ではないです。
息子の不登校になった理由は明確にはわかりません。
きっかけは水泳の授業ですが、他に思い当たる要因はいくつかあり、それを取り除けば学校にまた行けるようになるとは思えません。
正義感が強くて、先の見通しが立たないと不安で気持ちの切り替えが苦手、まさに集団生活が苦手なタイプ。
こういった困り事は一体どこからくるのか。
単にHSC気質や発達障がい、グレーゾーンだから、そういったラベリングではなく。
客観的なデータに基づき、発達特性をより詳しく理解することが、息子にとっての最適の学びを見つけるための重要なヒントになると考えているのでこれから発達(WISC)検査を検討しています。
外部機関で発達相談とWISC検査を予約しており、その結果に基づいて家庭学習の進め方や再登校へ向けてのアプローチ方法等考えていきたいと思います。
偏食で給食は苦手。
幼稚園時代のお友だちはほとんど別の小学校で孤独。
ママ友からやんちゃなクラスだからか担任の先生は厳しく、電話が多いと聞いてるし。
完璧主義の息子はすり減らしながら頑張って登校してたのかもしれない。
次回は、低学年の不登校にとっての学校以外の居場所の情報を投稿します!
私が信頼しているムスメの元担任の先生が勧めてくれた本です。
これを読んだら涙腺崩壊しそう。